大航海時代<ポルトガル王国海軍港・セウタ>
☆はいv今回はポルトガル海軍の最前線基地とも言うべき港「セウタ」に来ています。
☆セウタは海上交通・軍事上の拠点として、重要な街として栄えてきました。
☆セウタの起源は紀元前7世紀ごろ「フェニキア人」が築いたのが始まりとされ、アビラと呼ばれました。
☆1414年、ポルトガル国王ジョアン1世陛下とエリンケ王子は、イスラム勢力下のセウタを攻略し、この街をポルトガルのアフリカ大陸進出の橋頭堡としました。
船大工「エリンケ王子はセウタ攻略の功績で騎士の称号とヴィゼウ公って位になった英雄さねぇ」
船大工「それに熱烈なキリスト教の信奉者で、この街にアフリカ聖母教会を寄贈したほどのお方さ」
☆ポルトガル王国によるセウタ攻略はアフリカ大陸進出とキリスト教の振興が目的とされ、この他にモスクとして使われてた建物を改築した「アスンシオン・デ・セウタ聖堂」なども在ります。
☆エリンケ王子(死後敬意を込めてエリンケ航海王子と呼ばれる)は探検事業家として多くの航海者に援助し、未知の領域だったアフリカ西岸の交易路を確立し、海洋国家ポルトガルの躍進の立役者となりました。
☆海洋立国ポルトガルはこの街「セウタ」基軸として、国家の生き残りを賭けて大きく舵を切り始めます。
☆街を囲むサン・フェリペ壕と城壁
☆アフリカの聖母教会
☆現代のセウタの街中心部